
プロフィール
誕生日:1984年5月29日
出身国:アメリカ
出身地:ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区
ポジション:スモールフォワード/パワーフォワード
ドラフト順位:2003年1順目3位
ドラフトチーム:デンバーナゲッツ
出身校:シラキュース大学
身長:203cm 体重:109kg
目次
NBA屈指のスモールフォワード、カーメロ・アンソニー
カーメロ・アンソニーをはじめてみた時、私はこう思いました「めちゃくちゃかっこいいやん!」
そうです、カーメロ・アンソニーはバスケも見た目もめちゃくちゃかっこいい選手です。1オン1の能力=得点を取る能力に関しては、NBA史上トップクラスの選手だと思います。
インサイドも、アウトサイドも全部こなせる万能選手です。
高校時代
カーメロ・アンソニーは初めはトーソン・カソリック高校に通っていました。トーソンカソリック高校で結果を残したアンソニーは、その後、更なる飛躍のために全米屈指のバスケットボール名門校であるオークヒル・アカデミーに転校しました。
オークヒルアカデミーで大活躍したアンソニーは全米注目の選手になりました。
シラキュース大学時代
当時NCAAの試合を見ていると、オレンジのユニフォームを着ためちゃくちゃバスケがうまい選手がいました。
それがカーメロ・アンソニーでした。カーメロ・アンソニーがいたシラキュース大学は全米屈指の強豪校でした。カーメロ・アンソニーは1年生ながらチームのエースとして大活躍していましたね。
チームをNCAAトーナメントの決勝に導いたカーメロは本当にアンストッパブルでした。
カーメロはこの試合で20得点10リバウンド7アシストを記録し、シラキュース大学を優勝に導きました。その後、カーメロはNBAドラフトにアーリーエントリーする事を決心します。
2003年NBAドラフト
2003年のNBAドラフトと言えばNBA史上に残る豊作の年でした。レブロン、カーメロ、ウェイドなど凄いプレーヤーがドラフト指名されました。
そんな中カーメロ・アンソニーは1順目3位でデンバー・ナゲッツに指名されました。当時の私の感想は「何でピストンズカーメロ指名せんかったん?」でした。
レブロンは分かるとして、2位指名を持っていたピストンズはカーメロを指名するとばかり思っていましたので、拍子抜けでした。
ちなみに2位で指名されたミリシッチはNBAではまったく活躍することが出来ませんでした。
このドラフトで目玉だったカーメロ・アンソニーはピストンズではなくデンバー・ナゲッツでキャリアをスタートさせる事になりました。
デンバーナゲッツ時代
カーメロ・アンソニーはルーキーイヤーからいきなり大活躍しました。
デビューから6試合目でキャリア初の30得点を記録します。これはコービー・ブライアントについで2番目の若さです。
ルーキーイヤーの平均得点は21得点、6.1リバウンド、2・8アシストでした。ルーキーイヤーから結果を残したカーメロは、その後ナゲッツのエースプレーヤーとして2011年までナゲッツでプレーしました。
アイバーソンと一緒にプレー
2008-2009年シーズンにアイバーソンがトレードでナゲッツに加入しました。
リーグを代表するイケメンプレーヤー同士がコンビを結成しただけでも本当にわくわくしました。カーメロとアイバーソンのコンビは本当に凄かったです。2人ともかっこよすぎる。
ニックスへ移籍
プレーオフには出ていたものの優勝出来なかったアンソニーは、2010-2011年シーズンに大型トレードでニューヨークニックスへ移籍します。
当時このニュースを聞いてびっくりしましたが、私は「カーメロ移籍して正解!!」と思いました。ナゲッツは正直限界を迎えていましたし、新しい環境に身を置く事でカーメロ自身にチャンスが巡ってくる可能性があったからです。
ニックス時代
カーメロアンソニーはニックスでも大活躍しますが、チームを優勝させることは残念ながらできませんでした。
私はニックス時代のカーメロで一番印象に残っているシーズンがあります。それは2014年にシカゴブルズを6回優勝に導いたフィル・ジャクソンが球団社長に就任したシーズンです。
フィル・ジャクソンはデレック・フィッシャーを監督に招聘します。また、ブルズを6度の優勝に導いたトライアングルオフェンスを導入しました。
フィル・ジャクソンがどんどんニックスを改造しているのが物凄く伝わってきました。
私はまたトライアングルオフェンスが見れると思うと本当に嬉しかったです。ニックスがどうなるか非常に興味深かったです。
なので、2014-2015年シーズンは本当に楽しみでした。トライアングルオフェンスのもとカーメロがどのように機能するのかが1番の見所でした。
ところが期待は一瞬のうちに崩れ去りました。まさかのトライアングルオフェンスがまったく機能せず、17勝65敗でシーズンを終えます。
カーメロは2016-2017シーズンまでニックスでプレーしましたが、2017年にはオクラホマシティー・サンダーへ移籍しました。
サンダーでのカーメロ
まったく持って機能せずに、平均得点はキャリアで初めて10点台にとどまりました。ウエストブルックやポール・ジョージとのBIG3は開幕前から大注目していましたが、残念な結果に終わりました。
カーメロ自身は本当に凄い選手なんですが、それを生かしきるチームや相棒に今のところまだ恵まれていません。
オリンピックメロ
なぜかオリンピックで大活躍するカーメロですが、これまで4大会連続でオリンピックに出場しています。
2004年アテネ(銅メダル)、2008年北京(金メダル)、2012年ロンドン(金メダル)、2016年リオデジャネイロ(金メダル)とすべての大会でメダリストになっています。
オリンピックでのカーメロは4大会平均の3ポイントパーセンテージが41%です。とにかくオリンピックになるとスリーポイントが絶好調になります。
ちなみにNBAキャリア平均34.7%(プレーオフ平均30・9パーセント)なので5パーセント近くオリンピックのほうが数字が良いですね。
若手のリーダーメロ↓
カーメロはおしゃれ
たまにネットとか雑誌とかで私服のカーメロを見かけますが、本当にかっこいいです。
私は、初めてカーメロの私服を見たときは「かっこいい!!」と思いました。
カーメロ自身がかっこいいんで何を着ても様になります。
特に帽子が似合うと私個人は思います。後エアジョーダンをよく履いています。
最後に
2018年にロケッツに移籍したカーメロですが、打倒ウォリアーズの切り札として活躍が期待されています。
これだけ凄い選手なので是非ともチャンピオンリングを獲得して引退して欲しいですね。
ロケッツでの活躍に期待しましょう!!
※その後ロケッツから退団してしまいました。