
プロフィール
誕生日:1977年1月26日
出身国:アメリカ
出身地:フロリダ州デイトナビーチ
ポジション:シューティングガード/スモールフォワード
ドラフト順位:1998年1順目5位
ドラフトチーム:ゴールデンステート・ウォリアーズ(ラプターズへトレード)
出身校:ノースカロライナ大学
身長:198cm 体重:100kg
NBAデビュー:1999年2月5日
目次
ビンス・カーター
ビンス・カーターはダンクシュートで世界中の人々を熱狂させたスーパースターです(まだ引退していません)
全盛期のカーターのダンクはとにかく凄くて私の想像を遥かに超えていました。
私はあまりにカーターのダンクが凄くて、思わず叫んでしまった事もありますw
彼がNBA史上に残る名ダンカーである事は間違いないっすね。
最強といっても過言ではないかなと思います!
ノースカロライナ大学時代
私がビンス・カーターのプレーを初めて見たのは、彼が1998年のNCAAトーナメントに出場した時でした。
なにやらノースカロライナ大学に凄いスター選手がいるらしいと言う情報を得た私は、ノースカロライナ大学対ユタ大学の試合のビデオテープを運よく友達から借りる事が出来ました。
ノースカロライナ大学のユニフォームを着たカーターが物凄くかっこよかったのを今でも思い出します。
当時のノースカロライナ大学にはカーターの他にアントワン・ジェイミソン、ブレンダン・ヘイウッドがいました。またユタ大学にはアンドレ・ミラーやマイケル・ドレアックなど後にNBA入りする選手が在籍していましたね。
タレントだけで言えば圧倒的にノースカロライナ大学の方が上でした。
私自身は当たり前のようにノースカロライナ大学が勝つものと思って試合を見ていました。
だってカーターとジェイミソンがいて負けるわけ無いですもん。
しかし・・・
ユタ大学のアンドレ・ミラーが それを許しませんでした。彼は16ポイント、7アシスト、14リバウンドと大活躍しノースカロライナ大学を倒してしまいまいます。
ユタ大学の戦術がかなりよかったのを思いだします。
この試合でカーターは21得点とりましたが、惜しくもNCAAファイナル進出はなりませんでした。
ただですね、大学時代からビンス・カーターはすでに超大物でした。そして、ダンクがめっちゃ凄かったです。

オバマ元大統領から賞賛
オバマ元大統領が熱狂的なバスケットボールファンである事は結構有名ですね。
そんなオバマ元大統領は2012年に行われたイベントでビンス・カーターの事を褒め称えています。
大統領からそんな風に思われているカーターは本当に凄い!
バスケ好きの大統領って最高過ぎですね。
ちなみにカーターが大学時代から応援しているとの事です。
ニックネーム
ニックネームの「ビンサニティー、Vinsanity」は英語のinsanity(狂気)とvince(ビンス)を掛け合わせた造語です。ビンス・カーターの活躍が狂気じみている事から名付けられました。

あとエア・カナダとかハーフマン・ハーフアメイジングとも呼ばれたりします。
「半分人間・半分驚き」まさに彼の事ですねw
1998年NBAドラフト
カーターは大学で3年間プレーした後、チームメイトのアントワン・ジェイミソンと共に1998年のNBAドラフトにアーリーエントリーします。
まず、ジェイミソンが1順目4位でトロント・ラプターズに指名されました。そして、そのあとすぐにカーターが5位でゴールデン・ステートウォリアーズ指名されます。
ただ、その直後同じ大学出身同士でトレードが行われました。
結果ジェイミソンがウォリアーズ、カーターがラプターズへ入団します。
「結構このトレードには驚きました」
ちなみにこの年の1位指名はロサンゼルス・クリッパーズが指名したマイケル・オロワカンディというセンターでした。しかしNBAではまったく活躍できませんでしたね。
正直1位でカーターが指名されていても全然よかったと思います。
私的にカーターが5位指名はなんか納得いきませんでした。
ルーキーイヤーから大活躍
ラプターズへ入団したカーターは一年目から平均18.3得点、5.7リバウンド、3アシストの成績をのこしました。
活躍が認められたカーターはこの年新人王に輝きます。
もちろんオールルーキーファーストチームにも選出されました。
大学時代の活躍からしたら当然の結果でしたけどね。
私はカーターが新人王を獲ってくれて本当に嬉しかったです!
2000年のダンクコンテスト
ビンス・カーターと言えば大学時代からダンクが有名でしたが、NBAに入ってもこのダンクシュートで観客を熱狂させました。
一躍カーターを有名にしたのは2000年のダンクコンテストです。
このダンクコンテストではスティーブ・フランシスやトレイシー・マグレディーなどもかなり凄いダンクを決めていました。
しかし、カーターは彼等のダンクよりもさらに凄いダンクを何本も決めます。観客やコートサイドで見ていたNBA選手達の度肝をぶち抜きました。
テレビで見た私も本当に興奮しました!
なのでこのダンクコンテストは今でもかなり記憶に残ってます。
カーターが大活躍した2000年のダンクコンテストは本当に最高です!
20年近く経とうとする今でも伝説のダンクコンテストとして語り継がれていますね。
ラプターズ時代
カーターが入団する前のラプターズは弱小チームでした。チーム自体も1995年に創設されたばかりの新しいチームでしたしね。
もちろんプレーオフにも出場した事がありませんでした。
しかし、カーターは2000年にラプターズをフランチャイズ史上初のプレーオフ進出に導きました。ただ、この時は1回戦で惜しくもニックスにスウィープされています。
しかし、翌2001年にはファーストラウンドでニックスを3勝2敗で倒しリベンジしました。
カーターはラプターズ史上初のカンファレンスセミファイナル進出の原動力になっていましたし、3年目にして既にラプターズのエースでしたね。
正直ジョーダン見たいになるんじゃないかとこの時思ってました。

シクサーズとの激闘
2001年のカンファレンスセミファイナルではアレン・アイバーソン率いるフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦しました。
既にNBAのスーパースターになっていたアイバーソンとカーターの対決は本当に凄かったです。
シリーズは第7戦までもつれましたが、ラプターズが負けてしまいました。
アイバーソンとカーターの対決は本当に楽しかったです!
この時のカーターの活躍は今でも忘れません。

ラプターズ時代の成績↓
シーズン | 平均得点 |
1998-99 | 18.3 |
1999-00 | 25.7 |
2000-01 | 27.6 |
2001-02 | 24.7 |
2002-03 | 20.6 |
2003-04 | 22.5 |
2004-05 | 15.9 |
ニュージャージー・ネッツへトレード
2004年12月17日、カーターはトレードでニュージャージー・ネッツに移籍しました。
トレード相手内容
ニュージャージー・ネッツ獲得 |
ビンス・カーター |
ラプターズ獲得 |
アロンゾ・モーニング、アアロン・ウィリアムズ、エリック・ウィリアムズ、1順目指名権2つ |
キッドと2人揃ってトリプルダブル
2007年4月7日のワシントン・ウィザーズ戦でカーターとジェイソン・キッドは2人揃ってトリプルダブルを達成しました。
カーターが46得点、16リバウンド、10アシスト、キッドが10得点、16リバウンド、18アシストを記録しています。
2人揃ってのトリプルダブルは滅多に無いので本当に凄い!
この記録は1989年にマイケル・ジョーダンとスコッティー・ピッペンが達成して以来の大記録でした。

ニュージャージー・ネッツでの成績↓
シーズン | 平均得点 |
2004-05 | 27.5 |
2005-06 | 24.2 |
2006-07 | 25.2 |
2007-08 | 21.3 |
2008-09 | 20.8 |
2000年にプレオリンピックゲームで来日
カーターは2000年にプレオリンピックゲームで来日しました。
カーターと日本代表が同じコートに立っている事が信じられませんでしたね。この試合でカーターは物凄いブロックショットやダンクを見せました。

それとこの時カーターはスキンヘッドじゃなくて髪伸ばしてたんですよね。
ほとんどスキンヘッドなのである意味レア。
シドニーオリンピックでの伝説のダンク
ダンクコンテストで見せたダンクもめちゃくちゃ凄かったんですが、ビンス・カーターのダンクでもう1つ語らなければいけないダンクシュートがあります。
2000年に行われたシドニーオリンピックでのダンクシュートです。
漫画が現実を超えることはよくある事なんですが、現実が漫画を超えることはほとんどありませんよね?
しかし、ヴィンス・カーターは漫画を超えてしまいます(笑)
フランス戦で2m18cmあるフレデリック・ワイスをなんと真正面から飛び越えてそのままダンクをぶち込みました。160cmや170cmの選手ではありません。
もう一度言いますが飛び越えた選手は2m18cmです!
私は思わずテレビの前で絶叫してしまいました(笑)
人生の中で一番絶叫しました。それだけ物凄いダンクだったのは間違いありません。今後このようなダンクを試合で再現する事は物凄く可能性が低いと思います。
なので私はこのダンクはバスケットボール史上最高のダンクだと勝手に思っています。あのマイケル・ジョーダンのダンクよりもこのダンクに関しては凄いと思っています。

伝説のダンカー
ビンス・カーターの決めた数々のダンクシュートは今後もNBAの伝説として語り継がれるのは間違いないです。
彼のダンクシュートはNBAの若手選手達にも確実に受け継がれていますね。
カーターのDNAを受け継いだ若手選手達が今後ももの凄いダンクシュートを決め続けてくれるに違いありません。

それではまた。